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ペットと一緒に寝るのは駄目なの?正しいしつけ方は?

ペットってとても癒されますよね。日々のストレスや疲れも家に帰って、じゃれ付いてくるペットを見ると吹き飛ぶのではないでしょうか?家にいるときはずっと一緒にいたいと思いますよね。

 

 

ずっと一緒にいたい!ペットと寝るのってどうなの?

夜寝るとき一緒に寝たりしていませんか?実はそれNG行為なんです。猫は気まぐれなので一緒に寝ようとしても難しく、鳥等、そのほかの動物も一緒に寝ることはないでしょう。今回は愛犬との就寝について触れていきます。犬はペットの中でも、とても懐きやすく飼い主のそばにいる時間が多いです。

 

一緒にいる時間が長いからこそ愛着もわきますよね。家族と同じ存在ですから常に一緒にいたくなる気持ちもとてもよくわかります。夜寝るときに一緒に寝るとぬくもりを感じることができ、安心感も生まれます。仕事では慣れる時間も大きい分愛犬も傍を離れないでしょう。

 

子犬はとても寂しがり屋なので、買い始めた当初に甘えられ、負けてしまいそれからずっと一緒に寝てしまっている…というケースが多いです。しかし愛犬と自分のことを考えると、一緒に寝るのはあまり良くないんです。子犬の頃からしつけをしっかりして寝る場所は別なんだと教えてあげることが大切になってきます。

 

一緒にねてしまうと愛犬側、自分自身にどのようなリスクがあるのかを理解し、しつけをしましょう。

 

一緒に寝ることで関係が崩れる!?他にも影響が…!

毎晩同じ場所で寝てしまうと愛犬にどのような影響が出てしまうのでしょうか?

 

(1)主従関係が崩れる

愛犬と一緒に寝てしまうと、愛犬と自分との間の主従関係が崩れてしまいます。いくら家族とは言ってもペットなので、飼い主という認識をさせないといけません。毎晩一緒に寝てしまうと、犬は自分と飼い主の立場の認識があやふやになり、自分が上だと思ってしまうこともあります。

 

もし主従関係が崩れると、言うことを聞かなくなってしまったりしつけの段階で苦労することになってしまいます。犬はとても賢い動物なので一度覚えてしまったものを戻すのは大変でしょう

 

(2)一匹で寝られなくなる

常に一緒で寝れればいいですが、そういうわけにはいきませんよね。時には泊りがけで出かけたり愛犬を病院に預けたりもするでしょう。その時犬が寂しさを覚えて、寝ることができなくなってしまう場合があります。

 

吠えてしまったり、ストレスを感じてしまいます。たまに一緒に寝ることはいいですが、当たり前になってしまうのは避けたほうがいいですね。

 

(3)ストレスを感じやすくなってしまう

一緒に寝るということは、ケージが家という認識がない。ということです。ケージは犬にとって一番安全な場所という認識をさせなければいけない場所です。もしケージにはいりたがらなくなってしまった場合、常に家の中で放し飼いになってしまいますよね。

 

悪いことではないですが、来客があった時、何からも守られないので少しずつストレスになってしまいます。勝手に家のものをかじってしまい怪我をしてしまう場合もあります。ケージ、サークル=家(寝床)と認識させることで余計なストレスや怪我から守られます。

 

病気になるリスクが高まる危険性も!

寝床を一緒にしてしまうことであなた自身にも影響が出てしまうかもしれません。寝ているときに特になにも感じていないかもしれませんが睡眠に影響が出てしまっているかもしれません。

 

(1)衛生的に良くない

一番心配なのが衛生面です。室内犬だし、お風呂にも入れてるから問題ないだろう、と思うかもしれませんがそれは間違いです。動物は人間とは違い見た目では想像がつかないくらいの汚れをもっています。犬は散歩をします。その時外のものをなめたり、汚れたところを歩きます。拭いたら多少は取れますが、完全には綺麗になりません。

 

犬と一緒に寝ることによって犬の持ってるウイルス、病気があなたに移ってしまうかもしれません。確実に病気になってしまうわけではありませんがリスクは高まります。

 

(2)寝具を毎日取り換える必要がある

普段、シーツ等は毎日取り換えないですよね。ですがペットと一緒に寝た場合は毎日取り換えたほうがいいでしょう。先ほども言ったようにペットにはたくさんの汚れがついています。人間みたいに毎日お風呂に入るわけでもないですし、毛が多いのでたくさんのノミやダニも潜んでいます。

 

寝ている間の布団の中は暖かく湿気も多くなり、ダニやノミも活発になります。駆除して清潔な寝床を確保するためにも普段よりも念入りに手入れする必要があるでしょう。

 

(3)ぐっすり眠れない

普通であれば一人の寝床なのでのびのび寝ることができるでしょう。ですが隣で寝ているっペットがいるとそうもいきません。寝ている間、自覚はないかもしれませんが気にしてしまい、寝返りや動くことが制限されてしまいます。

 

動きに制限がかかってしまうとぐっすり寝ることができなくなってしまい、いくら寝ても疲れが取れなくなってしまいます。一緒に寝ることで癒されても疲れが取れなかったら意味がありませんよね。疲れをとるため、勢い余って愛犬を潰してしまわないためにも寝床を分けたほうがいいですね。

 

心苦しくてもしつけはしっかり

犬が寂しがらないように、しっかり自分の寝床を認識させるためにもしつけが大切になります。

 

(1)夜はしっかりケージに入れる

子犬は今まで親犬や他の犬と一緒にいたので、夜いきなり一匹にすると寂しがって鳴くでしょう。ですがそこで出してしまうと、鳴けば何でもしてくれると勘違いしてしまいます。少しうるさくても出さないようにしましょう。ここで耐えないと大きくなったときに吠えやすい犬になってしまいます。

 

ケージの中におもちゃやぬいぐるみを入れたり、寒さを感じないようにゆたんぽを入れてあげると寂しがりにくくなるでしょう。

 

(2)主従関係を認識させる

可哀そうという気持ちを捨ててしつけを行いましょう。主従関係が成り立っていないと、言うことを聞かなくなってしまったり、吠えやすくなってしまったり、散歩のときに人にかみついてしまったりします。おやつを与えすぎないようにしたり、行動範囲を制限したりしてお利口な犬になるようにしつけましょう。

 

(3)静かなところに寝床を作る

犬は飼い主に合わせた生活スタイルになります。しかし人間よりも光や音に敏感です。寝る時間になったら部屋の明かりを消して、テレビなどを消すようにしましょう。夜目がきくので真っ暗でも問題ありません。

 

犬は人間よりも多く寝る必要があります、お昼寝をする子ならいいですがしっかり睡眠をとらせるためにも自分よりも早めに寝る環境を作ってあげることがいいでしょう。

 

長く一緒にいるためにも…

愛犬と一緒に寝ることは安心感やぬくもりは感じられますが、いいことではありません。愛犬にもあなたにも影響が出てしまうかもしれません。寝床を一緒にしてしまうとケージに入らなくなってしまいます。あなたと愛犬との関係も変わってしまうかもしれません。

 

  • 主従関係が崩れてしまう
  • 一匹で寝られなくなってしまう
  • ストレスを感じやすくなってしまう

 

関係だけではなくあなたの睡眠の質や健康にも影響が出てしまうかもしれません。

  • 衛生的にとても良くない
  • 寝具を毎日変えないとダニやノミが繁殖する
  • 動きが制限されしっかり睡眠がとれなくなる

 

可哀そうと感じてしまってもしっかりしつけをして、主従関係を作りケージを家だと認識させることが大切です。

  • 夜はしっかりケージに入れる。鳴いても構わない
  • 主従関係を作るために犬の要望には応えない
  • 静かなところに寝床を作る、ケージを置く

 

家族であっても人間と犬は脳も体も違います。可愛がるときは可愛がって、必要のない時は無視をすることも大切です。心苦しく思うかもしれませんが、それがしつけです。程よい距離感で可愛がってこれからの人生を一緒に歩んでいきましょう。

 

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