休日に眠いのにはワケがある?社会人だからこその睡眠の悩みってなに?
社会人になって忙しくてなかなかしっかりと睡眠時間を確保できなくなってしまった人は休日に沢山寝てまた仕事を頑張ろう、というサイクルになっていませんか?眠いと思って休日に沢山寝ても今までの睡眠不足が補われるわけではありません。社会人ならではの睡眠の悩みがあります。
社会人ってちゃんと睡眠とってる!?
毎日仕事に行って帰ってきてろくに睡眠を取らずすぐに起きてまた仕事、というような生活をしているといつの間にか睡眠不足になってしまいます。眠いと思っていても全く眠っていないわけではないから平気、と自分の体に鞭を打ち続けるのには限界があります。
休日にしっかり寝ればいいいやと思うのは間違いなので、その日の睡眠はその日の内にとるように時間配分を考えて行動しましょう。仕事が忙しくてなかなか仕事時間を削れない人も多いかもしれませんが、中には自分が遊びに行っている時間で睡眠時間を削っている場合もあるのではないでしょうか?
遊びに行って気分をリフレッシュさせることはとても大事ですが、足りてない睡眠時間を更に削ってまで遊びに行くのは体に毒になっています。人間の体は寝だめができない体になっているので、休日に沢山寝たから今週は夜更かししてもOKなんてことにはならないので注意が必要です。
どうしても時間が足りなくて毎日少しの時間しか眠ることが出来ないのであれば、睡眠時間を削る代わりに睡眠の質を上げる事で疲労回復度は変わりますが、意識的に睡眠の質を上げるのは結構難しいかもしれません。
睡眠時間も人によって短くてもいい人とそうでない人がいるので自分の体に必要な睡眠時間を把握しておくようにしましょう。
たまの休日に寝だめや二度寝をしてもずーっと眠い…
休日になると寝だめをする人がいますが、寝だめは意味がないと言われています。なかなか寝られないから休日に睡眠をしっかりとろうとするのはそんなに悪いことではない気がしますが……。
普段から寝不足だから次の休みにはしっかりと眠るようにしよう、と思って昼過ぎまで寝たり一度起きてから昼寝を何度もすることによって夜眠れなくなってしまうんです。
睡眠でしっかり疲れをとるには睡眠リズムを乱さないことが大切ですが、寝だめや長すぎる昼寝などをしたために睡眠リズムがくるってしまうんです。
休日に沢山寝たから疲れも取れた、と思っていても実際疲れはそんなに取れていない場合がありえます。それに睡眠リズムがくるってしまったせいで、なかなか寝付けなくて、次の日の仕事が余計にだるくなってしまったりします。
寝不足のまま仕事に行くとなかなか思うように仕事ができず、大変な思いをしたことがあるのではないでしょうか?また休日に寝だめをすればオッケーと考えながら毎日を過ごしているかもしれませんが、それでは負の連鎖が続いてしまいます。
1度眠いのを我慢して休日を過ごして、睡眠リズムを崩さない生活をしてみるといいかもしれません。寝だめをもしどうしてもしたい場合は、起きる時間をずらすのではなく寝る時間を早めるのであれば睡眠リズムが乱れる事もあまりないと言われています。
休日になるとなんでこんなにも起きれないの?
仕事の時はどれだけ眠たくても起きてしっかりと仕事にいくことが出来ますが、休日になるとアラームで一度目を覚ましても二度寝をしてしまいます。起きなきゃいけない、でも眠い!となってしまう原因はなにかあるんでしょうか?
休日は意志が弱い
仕事はいかなきゃいけない、としっかりわかっているから無理やり起きる事ができるかもしれませんが、休日の場合はその後特に用事がない場合は咎める人が誰もいないから寝続けてしまうんです。
なにもすることがないとわかっているからこそ、いつまでも寝てしまうんです。普段から寝不足であればあるほど休日に沢山寝れるのが幸せだと感じてしまいます。しかしそれでは睡眠時間は増えても、睡眠リズムはぐちゃぐちゃになってしまうので、強い意志で起きるようにした方が総合的にはいいのかもしれません。
やることがない
起きてもどうせやることがないし、と目が覚めてからも布団から出ないのでウトウトとまた眠たくなってしまいそのまま寝てしまうケースもあります。やることがないとリビングにいてもテレビを見たりするしかないので、布団に入ってスマホでゲームしてよう、と布団から出ないことにも原因はあります。
布団は眠る場所なので、その場所にずっといると体がいつ寝てもいいと錯覚してしまう場合もありえます。まず起きたら布団からでることを実行するようにしてみましょう。
ダラダラしすぎてしまう休日だからこそ動こう
休みの日には休みの日の生活の仕方があります。
起きたらすぐに布団を干す
起きたときに布団を干すことで、寝る場所を失うのと同時に動くのですっきり目が覚めます。布団を干すのって重いし動くしで結構力仕事なのでしっかりやることで軽い寝起きの運動になるかもしれません。
それに寝る場所が必然的になくなるので、それも結構な効果があるかもしれません。ソファーや床で寝てしまう場合もあるかもしれませんが、ソファーは狭いし床は固いので長時間寝るのには不向きなのでその場所でグッスリ寝ようと思う人は少ないです。
誰かと会う予定を作る
休日に出かける予定を作っても眠いから延期、となってしまうことがありますが人と会って出かける予定にするとドタキャンはできない…という意志から無理やり起きれるかもしれません。
誰かと会う予定も時間の決まったところに行くとより、遅刻をしないように起きれると思います。映画のように時間が決まっているものやランチを前もって時間で予約しておくのも効果があります。
早く寝るようにする
いつもの起床時間と変わらない時間に起きた後、眠いと思うたびに部屋の片づけをしたりおやつの時間を楽しんだりしてみましょう。昼寝をせずに起きていた分夜早い時間からもう眠たいな、と思えるのでそのまま早寝をしましょう。
早く寝る事で睡眠リズムがずれてしまうような気もしますが、普段の睡眠時間で足りていないから睡眠不足になっているのであれば、普段より早く寝た日の就寝時間を目安に睡眠時間を伸ばしてみると慢性的な睡眠不足も解消されるかもしれません。
しっかりと睡眠リズムを整えて、スッキリした休日にしよう
睡眠時間を確保するのは大切ですが、睡眠リズムを乱してしまうぐらい休日に一気に寝る事は控えましょう。
- 意志を強く持って起床する
- 人と一緒に出掛ける予定を立てる
- 家にいる時はなるべく動く
眠いなと思いながらもしっかりと起きて一日を過ごすことで、その日の夜から睡眠時間をしっかりと確保できるようになります。自分に適した睡眠リズムも整ってくるので、それを元にしっかり睡眠を取る用にすると休日に寝だめをせずに毎日快適な生活ができるようになるかもしれません。
大事なのは一週間で50時間寝るのではなく、毎日7時間寝る事を7日間続けるということです。合計の睡眠時間は同じかもしれませんが、体の疲労回復感は全く変わってくると思います。
7時間も睡眠時間をとれない、という場合は自分の生活や体に合った睡眠時間を取れば問題はないですが、その分睡眠の質を下げないように注意がいります。
睡眠時間も短く睡眠の質も低いと、余計に体の疲れが取れなくなってしまいますのでしっかりと体の疲労をとるためにも睡眠リズムを乱さないように気を付けましょう。倒れてから睡眠が足りてなかった、と気が付いても遅いので自分の体が悲鳴を上げる前に睡眠不足を改善させましょう。