タイミングが分からない!徹夜中の仮眠ってどうすればいいの?
仕事が終わらない、どうしてもやらなくてはいけない作業がある。そんな時徹夜をすると思います。徹夜のタイミングはどうしたらいいか悩む方もいると思います。徹夜しているとき仮眠はとりますか?そのまま朝を迎え仕事に行っていませんか?
徹夜するとき仮眠は取っていますか?
それではせっかく徹夜しても作業パフォーマンスが上がらず意味がないかもしれません。仮眠するタイミングをしっかり決めて、効率的に作業を進めましょう。
徹夜とは仕事や学業で足りない時間を睡眠の時間を削って当てはめることです。メリットとしては時間が多く取れるので、納期に間に合う期待が持てたり、静かな中でひたすら作業をするので作業効率がアップすることです。
ですが睡眠時間を削って何も問題が起きないというわけではありません。毎日そのような生活を続けていたら体調不良や、頭の回転も遅くなってしまう場合があります。気を付けましょう。
徹夜の言い方には何個か種類があって、朝まで寝ないで作業することを完徹と言います。また趣味の時間や交友関係など娯楽で睡眠時間を削った場合はオールと言います。何気なく使っていた言葉ですがしっかり分類分けされているんですね。
今回は徹夜なのでしっかり仮眠をして作業効率をアップさせましょう。無理は禁物です。ただ寝るというわけではなくてタイミングと時間が大切なんです。
仮眠をする際の注意点とは
仮眠をするのはなぜ大切なのでしょうか?人間は睡眠をとらないといけない生き物です。徹夜をすればもちろん時間はできますが、時間ができるなら全員徹夜をしますよね。体、頭を休めて次の日の活力をためるために睡眠はとても大切です。
どうしても徹夜しなきゃいけない状況になった場合しょうがないですが、しっかり仮眠はとるようにしましょう。仮眠をすることで脳がリセットされ、情報の整理もできます。仮眠をするときに気をつけなくてはいけないこともあります。せっかく徹夜しようとしたのに、気づいたら朝だったなんて避けたいですよね。
(1)満腹状態で仮眠しない
徹夜中にお腹が空いて夜食をとることもあると思います。頭に栄養を送ったり、気持ち的にも一回リセットされるので夜食をとることはいいのですが、たくさん食べすぎてしまうのは良くありません。たくさん食べてしまうと体のエネルギーが胃のほうに行ってしまい頭が回らなくなってしまいます。体も重くなるので眠気も増大します。
お腹いっぱいになると眠くなりますよね。それは体の体温が一時的に上がり、食べ終わった時に下がろうとするので体が休もうとしてしまうんです。そんな時に仮眠をしてしまうとぐっすり数時間コースになってしまいます。食べる量も気をつけなきゃいけませんが食べた直後は眠くても我慢しましょう。
(2)横にならない
仮眠は一時的な睡眠なので布団で横になったり、床に寝転がったりして寝ないようにしましょう。ただでさえ日中の疲れも溜まり、さらに睡眠時間を削って作業をしているわけですから眠気はたまります。
その時に横になってしまうと体はもう休んでいいんだなと思ってしまいます。意識に反して休息を取ろうとしてしまうんですね。仮眠をするときは机に突っ伏したり、椅子にもたれかかるくらいにしておきましょう。
(3)仮眠が終わった後に体を動かす
仮眠明けの行動も大切です。仮眠から目覚めたら背伸びをしたり、トイレに行くなどして軽く体を動かしましょう。常に同じ状態で作業してしまうと息苦しくなってしまったり、集中力が続かなくなってしまいます。起きた後にしっかり体を休めたな、寝れたな、と自己暗示をかけるとより眠気も来づらくなります。
タイミングと時間はどれくらいがいいの?
実際、仮眠をとる時はどれくらいの時間取るのがいいのでしょうか?仮眠の時間ととるタイミングを紹介します。
(1)仮眠の時間→15分
仮眠で1番ちょうどいい時間とされているのが15分です。眠りの周期的に15分刻みが起きやすく、脳の情報整理にもピッタリだとされています。15分が短いなと感じる場合は5分刻みで増やすのもいいかもしれません。
15分寝て足りないからまた5分…という仮眠方法にするといつまでたっても脳が覚醒しないので最初からこの時間!と決めてしまうのがいいでしょう。15分刻みの睡眠は徹夜の時ではなくても、どうしても眠い時や頭に入ってくる情報が多すぎて頭がパンクしそうなときにも効果が期待できる仮眠時間です。
(2)仮眠の時間→90分
どうしても頭が回らないときや、朝を迎えて仕事に行く場合は1時間半の仮眠を取りましょう。完全に寝ないのは体にも良くありませんし無理をしてしまうのもよくありません。体を休めるという意味も込めて少し長めに仮眠を取りましょう。
(3)仮眠のタイミング→眠たくなったら
仮眠をするときしっかり時間を決めたほうがいいの?と思うかもしれませんが細かく決めなくても大丈夫です。脳が限界を迎えると眠くなるのでその時に休ませてあげましょう。1個の方法としては仮眠は2回までと決めて時間も決めておくと、あとこれだけ頑張ったら寝れるというモチベーションにも繋がるかもしれません。
寝て起きれなかった時のことを考えるとここまだやってあれば最悪たくさん寝てしまっても大丈夫というところまで仮眠を取らないのもありかもしれません。自分の性格や作業スタイルを考えて仮眠するタイミングを決めるようにしましょう。
(3)仮眠のタイミング→先に仮眠しておく
仮眠とは仮の睡眠ということです。徹夜中に取らなければいけないというわけではありません。短い仮眠で起きれる自信がない時は、あらかじめ夜に少し寝ておきましょう。このときしっかり寝てしまうと睡眠のリズムが崩れて眠れなくなってしまうので90分位にしておきましょう。
徹夜をするときの注意点とは
徹夜をするときは無理をせず体調や翌日のことも考えてするようにしましょう。その日は良くても後々自分の体にかえって来るかもしれません。
(1)翌日の予定を確認する
徹夜をして次の日問題がなければいいですが、次の日も大きい仕事が詰まっているときは徹夜をしない方がいいでしょう。居眠りをしてしまったり、頭が回らなくて仕事がうまくいかなかったら意味がありません。もちろん仕事を終わらせるために必死に作業するのは大切ですが、それで他の仕事がおざなりになってしまっては意味がありません。
(2)仮眠しすぎないようにする
一睡もせずに朝を迎えてしまうのはよくありませんが、仮眠のとりすぎもよくありません。小まめに何回も睡眠時間を作ってしまうと体内時計が狂ってしまい、それにより睡眠のリズムも崩れやすくなってしまいます。
寝たいときに寝れなくなってしまったり、昼に強い眠気に襲われたりすることもあるので気を付けましょう。睡眠リズムが崩れて不眠症や自律神経失調症になってしまったら、仕事自体を続けるの難しくなってしまいます。
(3)徹夜はできるだけしない
徹夜の仕方、仮眠の仕方を色々紹介はしましたが、あまり徹夜をすべきだ!とはいえません。やはり人間の体を休めるには睡眠が必要です。脳や体の疲れをしっかり癒すために6時間以上の睡眠をしっかりとるようにしましょう。
最近では仕事続きで疲れやストレスがたまり、それに気付けずうつ病になってしまったり酷い時には過労死してしまうケースも報告されています。徹夜しなきゃいけないほど作業がたまっていたり、仕事が終わらない場合は誰かに相談しましょう。もしそういう環境でもないときは思い切って転職をするのも一つの手かもしれません。自分の体を第一に考えましょう。
できるだけしっかり睡眠をとるようにしよう
徹夜をするときはしっかり仮眠をとるようにしましょう、仮眠をとることで脳の情報も整理され作業効率が上がったり眠気もすっきりします。仮眠をする時は仮眠の仕方も大切になります。ただ寝るだけではそのまま朝を迎えてしまうこともあるので、効率的に仮眠するためにやり方を知っておきましょう。
- 満腹状態で仮眠しない
- 横になって寝ない
- 仮眠から目覚めたら体を動かす
仮眠の時間、とるタイミングも決めて行うようにしましょう
- 15分(5分刻みで増やす)
- 90分(どうしても眠い時は多めに)
- 眠くなったら仮眠する
- 徹夜する前に少し多めに仮眠する
徹夜は睡眠時間を削って作業しているので気を付けて行う必要があります。今日徹夜して後々問題がないか、体調的にも無理していないか考えるようにしましょう。
- 翌日の予定を確認する
- 仮眠しすぎないようにする
- 徹夜はなるべくしないようにする
繰り返しになってしまいますが徹夜はあまりいいものとは言えません。できれば年1回程度にしたほうがいいでしょう。徹夜を繰り返すとアルツハイマーになってしまう危険性が高まるという研究結果も出ています。将来の自分のためにも睡眠はしっかりとるようにしましょう。
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