布団の衣替えはどのタイミングで行うといいの?
寒い季節が終わってどんどん暖かくなってきましたが、そろそろ寝ている時に布団を蹴ってしまうようになったり暑いと感じることが多くなってきたのではないでしょうか?布団の衣替えをしたいけどもしかしたら寒い日があるかも…と思うとどのタイミングで衣替えをしたらいいのか悩んでしまいます。
1年間同じ布団を使うのは間違ってる!
服は良く冬服や夏服で衣替えをしたり、冬が終わるころにコートなどをクリーニングに出してからクローゼットに閉まったりしますが布団も衣替えが必要な時期になってきました。
暖かくなってもまだ冬用の布団を使っていると、暑くなりすぎて寝ている間に布団を蹴ってしまって朝型に寒くなって起きてしまったり風邪を引くきっかけにもなってしまいます。
そうならないように季節に合った布団にチェンジが必要ですが、布団一式を変えるのは時間がかかるし忙しい日が続くとなかなか衣替えはできなくなってしまいます。いつまでも暑い布団にくるまっている訳にも行かないので、休日を使って布団の衣替えを始めましょう。
厚手の毛布や掛布団を使っている場合はその布団から薄手の布団1枚に変えてもいいかもしれませんが、まだこの時期だと寒い日が続きますし、梅雨に入れば雨が降って冷える日があるかもしれません。しかしずっと厚手の布団を使っている訳にはいかないので早めに行うといいと思います。
衣替えをする時はタイミングを考えてすることが大事
これからの時期は布団の衣替えが特に必要になってきますが、いつ変えると一番いいタイミングといえるのでしょうか?
連休の内に済ませるのは?
5月にGWがあり長期連休があるので、この間に衣替えを済ませてしまうのはいい判断と言えるでしょう。布団の衣替えをする場合はまず今まで使っていた布団を干したり洗って乾燥機に入れたりしなければならないので、干すための時間が必要です。
休みの日でないとなかなかできないことですし、仕事に行っている間に布団を干しておいて天気が崩れたりするのを避ける事ができます。連休の時や家に一日いる時に布団の衣替えをしておくととてもスムーズに衣替えができるのではないでしょうか?
梅雨より早く
衣替えはただ布団を季節に合ったものに変えればいいというものではなく、今まで使っていた布団を綺麗にしてからしまわなくてはいけません。梅雨の時期に入ってしまうと天気のせいでなかなか天日干しができなくなってしまいます。
布団乾燥機を使用して布団を洗濯できる環境にいるのであれば、梅雨の時期でもいいかもしれませんができるかぎり湿気の少ない時にしまった方が湿気に触れることがなく、カビの原因にもなりにくいのではないでしょうか?
寝汗を感じ始めたら
人間は寝る時に毎日寝汗をかいていてそれは冬でも変わらないことですが、冬の時期は布団を肩まで被っていてもあまり寝汗を実感することは少ないと思います。暖房をかけていたり電気毛布を使用していたりする場合は寝汗を沢山かく場合はありますが、そうでない場合は夏に比べて冬は寝汗をかいていることに気が付きません。
暖かい季節になってからも冬用の布団を使って寝ている時に、寝汗をかいたと自分でわかるぐらいになったら布団の衣替えをしてもいいのではないでしょうか?特別暑く寝汗をかいた日が1日あったぐらいならまだいいかもしれませんが、連日寝汗をかくようになったり起きたときに掛け布団がしっかりかかっていない状況になったら衣替えのタイミングです。
衣替えをするときは布団の種類に注意してみよう
いざ衣替えをしようと思ってもどんな布団を使ったらいいのかわからない、ということもあり得ます。
敷布団は通気性の良いもの?そうでないもの?
夏場は湿気が強く寝苦しいと感じることも多いので、通気性の良い物がいいと言われています。衣替えをしてすぐはまだ夏とは言い難い環境かもしれませんが、夏は意外とあっという間に来るので夏用の布団を既に使ってもいいと思います。さすがに薄すぎると思うのであれば、一枚薄手の布団を敷き布団の上に敷くのもいいかもしれません。
通気性のいいものは洗濯をしても乾きが早いので手軽に定期的に洗濯をすることができます。マットレスのベッドで寝ている場合はシーツを通気性の良い物にして、定期的に選択をして常に綺麗な状態で眠るようにしましょう。また敷き布団は汗を吸い込んでくれる役割もあるので、吸収性の高い物を選ぶのもポイントです。
これからの暖かい季節に向いていない布団もある
寒い季節は特に布団の種類を気にせず、沢山布団をかけたり布団の中を温めたりしているかもしれませんが、暖かい季節は布団をかけていなくても暑いと感じることはよくあるので布団の種類を上手に選んで快適な睡眠を送ることが大切です。
化学繊維というもので作られた布団は吸収性も低く通気性もあまりよくないので、化学繊維の布団を使ってこれからの暑い季節を乗り越えようとしている人は通気性の高い布団やシーツを改めて選んでみてはどうでしょうか?
衣替えをした後に寒くなったときはどうしたらいいの?
しかし布団を衣替えした後に特別寒い日になったり、雨のせいで冷え込む時もあり得ます。そういうときにまた布団を変えるのは時間も労力もかかってしまってとても面倒臭いので、その都度布団を変えるひとは少ないと思います。でも寒い日に薄い布団だけで寝ると風邪を引いたりしてしまうので、しっかりとその日の気温に合わせた対策が必要です。
決め手は掛け布団
今の季節はまだ寒い日がありますが敷き布団を変えるのは大変なので、薄手の掛け布団を1つすぐに出せるところにしまっておくと急な寒い日にも使えます。衣替えした後の掛け布団だけだと寒いかな?と思う日はもう一枚布団を重ねてみましょう。
布団を重ねすぎると寝返りが打ちにくくなってしまい、寝苦しくなってしまったりするので布団の重ねすぎには注意しましょう。
部屋を暖めてから眠る
暖かくなってきたので普段つかっているヒーターなどはすでにしまっているかもしれませんが、エアコンは1年を通してすぐに使えるのでエアコンで部屋を温めて眠るのも寝つきやすくなるのではないでしょうか?
朝までかけていると暑くなりすぎてしまうので、しっかりとタイマーをかけてある程度暖まったらエアコンが切れるように設定するのを忘れないようにしましょう。
夏本番前に布団も季節に合ったものを準備しておこう
これからの季節のことを考えても衣替えは早めにしておいた方がいいのかもしれません。
- まとまった休みや仕事が休みの時にやる
- 天気がいい日に使っていた布団を干す
- 梅雨前には衣替えを完了させておく
布団を変えるだけであれば梅雨の時期にやってもいいかもしれませんが、冬の布団はこれから半年ほどは使わなくなるので綺麗に洗濯したり天日干ししてから仕舞うので梅雨になる前に清潔な状態にしておきましょう。
- 通気性がよくて吸収性のいいものを選ぶと夏本番にも使える
- 化学繊維の使われているものは冬場に使った方がいい
- 暖かい時期は寝汗をかくのでシーツを1枚引いて高頻度で洗濯できるようにする
暖かくなる時期は使う布団の種類にも目を向けてみるとより快適な眠りができるようになるかもしれません。寝苦しさで夜中に起きてしまうと快眠できた!とは言えないので、暑い時でもぐっすり眠るために一度布団の種類や厚さなどを見直してみてはいかがでしょうか?
梅雨前に衣替えをしてしまうと雨の冷え込みがきつく寝る時に寒いと思うことがあるかもしれません。そういう時は薄手の布団をもう一枚用意したりして、風邪を引かないように注意が必要です。夏風邪は長引くとも言われているので、夏風邪にならないように寝る時の温度などにも目を向けてみると風邪知らずで毎日すごせるかもしれません。