早寝早起きがいいって本当?その効果や肌との関係とは
早寝早起きが体にいいとは言われていますが実際にどのような効果があるのでしょうか?早寝早起きは肌に関係するのでしょうか。
早寝早起きをするとどんな効果があるの?
早起きは三文の徳とも言われ小さいことから早寝早起きを親から刷り込まれてきた人は多いと思います。確かに朝一番の太陽の光を浴びるのはとても気持ちがいいですし、早起きできるとすっきりとした気分になります。朝ごはんをゆっくり食べる時間もできるでしょう。
文部科学省の調べでは小中学生の子供を対象に、朝食を取っている子と朝食を取ってない子を比べると、取っている子のほうが学力や体力が向上しているというデータもあります。朝ごはんをしっかり食べないと頭が働かないという人も多いでしょう。
早起きして時間に余裕ができることによって、新しいことを始める時間も増えるでしょう。自分のスキルアップにつなげることもできます。早起きすることによって夜も早く眠れるようになります。このサイクルが続くことにより規則正しい生活習慣が送れるのです。
朝早く起きるためには何より早く寝ることが大切です。睡眠時間を確保することに体の疲れの回復や休息、記憶力の整理など一日の疲れをリセットしてくれるので朝もすっきり起きられるのです。早寝をするためには軽い運動や電気を消すこと、パソコンなどの画面を夜遅くまでみないことが大切です。
早くゆっくり眠ることで体の疲れが取れ、次の日も元気で過ごせます。早寝早起きは私たちの生活に欠かせない習慣といえそうです。
睡眠と肌の調子は関係あるの?
睡眠不足になり肌が荒れてしまったという人は多いのではないでしょうか。ニキビができてしまうと見た目やメイクをする時も気になります。睡眠不足で肌荒れが起きるのも原因があるのです。
肌のバリア機が能低下する
睡眠時間が少ないと肌水分が蒸発しやすく、肌が乾燥してしまいます。睡眠不足になるとストレスがたまるので、その影響で体に悪影響を及ぼしてしまいます。睡眠不足を1日するだけでも肌のキメが悪化してしまうので、睡眠時間を確保することが大切になってきます。
肌のターンオーバーが乱れる
私たちの肌は古い肌から新しい肌へと常に生まれ変わっています。この仕組みをターンオーバーと言います。ところが睡眠不足になってしまうとターンオーバーのバランスが崩れてしまうので、肌がしっかり修復されなくなってしまいます。そうなると古い角質が肌にたまっていくので毛穴を防いでしまい、ニキビが発生してしまうのです。
肌の皮脂が増える
睡眠時間が少なくなると肌にストレスがたまります。ストレスがたまると自律神経のバランスが崩れるので、男性ホルモンが増加してしまいます。男性ホルモンは皮脂を増加してしまうので、毛穴をふさいでしまい、ニキビができやすくなるのです。
ニキビができやすくなる
ニキビができやすくなるのは毛穴がつまるだけでなく、皮膚にいる菌の影響もあります。肌には免疫力があるので普段は大丈夫ですが、睡眠不足によって体の免疫力が落ちてしまうと菌が増えてしまい炎症を起こしてしまいます。
早寝早起きのためにどんなことができる?
早寝早起きが体にいいのはわかりましたが、その習慣が身についていないと実践するのは大変です。早寝早起きを身につけるのはどのようなコツがいるのでしょうか?
食事は睡眠3時間前までに済ませる
夕食を3時間前までに済ませておくことにより、寝る時にはほとんど消化されているので胃腸の働きも落ち着き寝つきやすくなります。逆に寝る直前に食事をしてしまうと胃腸が活発に働いたまま寝ることになり、睡眠の質が下がってしまうので朝の目覚めが悪くなってしまいます。夕食はなるべく早めに済ませるようにしましょう。
早起きするための理由を作る
人間は目的がないと、なあなあになり行動を起こせません。早起きするための明確な理由を作ることが大切です。理由はだいそれたものでなくとも、なんでもいいでしょう。例えば健康に過ごしたいからとか、朝運動したいからなど身近なものから始めてみるのがいいでしょう。モチベーションを下げないために定期的に理由を見直すことも大切です。
早めに照明を暗くする
照明が明るいと目がさえてしまいます。食事や入浴などが終わったら照明は徐々に暗くしていくのがいいでしょう。人によっては暗すぎると眠れないという人もいるので、間接照明くらいはあったほうがいいかなど、自分に適した照度を見つけておくのがいいでしょう。
目覚ましを離れたところに置いておく
目覚ましが近くにあると、止めてからすぐ寝てしまう場合があります。これを防ぐために目覚ましは少し離れたところにおいておくのがいいでしょう。これで目覚ましやアラームを止める時に一度起きる必要があるので、二度寝を防ぐことができるでしょう。
早寝早起きは実は意味がない?
早寝早起きをすることがいいことだと言われ続けていますが、実はこの習慣を危険視する声も出ています。2015年に英国のBradford大学のイベントで発表されたレポートに「早起きは体にとって良いことではない」と書いてあったそうです。
早起きは人間の体にとって拷問に等しいとのような内容のレポートで、世界中で話題騒然となりました。ハーバード大学やネバダ大学でも早起きが糖尿病や高血圧、心筋梗塞などの生活習慣病のリスクが高まるとのデータも出ています。
年齢ごとの起床時間も早くても8時以降が適切になっていて、6時より前に起きるのは人間としてあってはならないと言われています。どういうことかというと早起きにより体内時計が狂ってしまい、精神的にも肉体的にも影響が出てしまうそうなのです。
体内時計は体のあらゆるところにあり、早起きと年齢を重ねるごとにズレていってしまうので、これが原因で生活習慣病が誘発されてしまうのだそうです。朝早く活動するのは年齢関係なく危険という風に言われているので、早起きが自分の体に合わないという人は無理してしなくていいかもしれません。
ただ日本の場合は元の睡眠時間が少なく体に悪影響が起こっている人が多いので、早寝早起きはそこまで意識しなくても睡眠時間だけは長めに取っておいたほうがいいみたいです。
早寝早起きをするかどうかは人それぞれ!でも睡眠時間は取ろう
早起きは三文の徳なんて言われて実践してきた人は多いのではないでしょうか?朝早く起きることで時間に余裕ができるので朝ごはんをゆっくり食べたり、運動したり、趣味の時間に使うことができます。
この時間を作るためには前日早めに寝るのが大切なので、夜は早めに寝て次の日に備えるのがいいでしょう。睡眠と肌の調子は深い関係があります。睡眠不足は肌荒れの元になるので気をつけましょう。
- 肌のバリア機が能低下する
- 肌のターンオーバーが乱れる
- 肌の皮脂が増える
- ニキビができやすくなる
早寝早起きができたらいいですが、慣れるまでは大変です。何かコツはあるのでしょうか。
- 食事は睡眠3時間前までに済ませる
- 早起きするための理由を作る
- 早めに照明を暗くする
- 目覚ましを離れたところに置いておく
2015年に英国のBradford大学のイベントで発表されたレポートに「早起きは体にとって良いことではない」と書いてあったそうです。どういうことかというと早起きにより体内時計が狂ってしまい、精神的にも肉体的にも影響が出てしまい、生活習慣病なども誘発されてしまうのだそうです。
朝早く活動するのは年齢関係なく危険という風に言われているので、早起きが自分の体に合わないいう人は無理してしなくていいかもしれません。ただ日本人の睡眠時間は少ないと言われているので睡眠時間だけは確保しましょう。
特に睡眠不足は肌へのダメージが大きいです。肌荒れやニキビができやすくなったりと目に見えて変化が出てきます。年齢だからとか早寝早起きができないと諦めずに、スキンケアを変えてみるのもいいかもしれません。睡眠時間を確保するのと同時に外側からのアプローチも行っていきましょう。