しつみん

質の良い睡眠をとって快適な生活を。

音楽で寝つきが良くなるのは嘘?

最近眠りにつくときにゆったりとした音楽を流すと寝つきが良くなるという話をよく聞きます。ですが実際のところ寝る時は静かに寝る事が殆どです。騒音の中寝ようと思っても中々眠れないので、ゆったりとしたような音楽だとしても気になって眠れないような気がします。

 

 

寝つきを良くする為には音楽!

趣味で音楽を楽しむ人が多いぐらい音楽は多種多様で沢山の人が好んで聞いていると思います。何か作業をするときに音楽を流している人も多いのではないでしょうか?そんな音楽ですが最近動画サイトに「〇〇秒で眠れる音楽!」などというタイトルで沢山動画が載っています。

 

動画といっても必要なのは映像ではなく音楽なので音声ファイルという方が正しいと思います。そんな寝つきやすい音楽ですが実際の効果がどうなのか気になりました。

 

仕事で朝早く起きなければならない人は多いのに対し早寝をしている人は少ない気がします。翌日早起きということがわかっていても夜更かしをしてしまう人もいるのではないでしょうか?特に多いのは目がさえてしまって寝れないという人や普段から寝つきが悪いという人は、早くに布団に入っても眠れないことが多いですよね。

 

そういう人の為に睡眠に良いと言われる音楽が流行っているんだと思います。そもそも音楽に限らず物音というのは睡眠の妨げになります。中には騒音の中で眠れるという人もいますが、極端な人だとドアの開閉音で目が覚める人もいるぐらいです。

 

物音が睡眠の妨げになるのであれば寝つきが良くなる音楽というのは聞かないほうがいいのではないか?と思ってしまいますが一概にそうとはいえないんです。

 

音楽を聴くこと自体が大事ではない

寝つきを良くするにはまずリラックスをすることが大切です。睡眠にいいと言われている音楽に激しいロック調のものは殆ど見かけません。基本的には水の流れる音だったり草木の揺れる音があります。他にも心が落ち着くようなゆったりとした音楽ばかりです。

 

こういった音楽を聴いていると体はリラックス状態になってきます。そうすると体の中の副交感神経が働いて就寝しようと体がだんだん眠たくなってくるんです。音楽を聴くことが大事だというわけではなく、体をリラックス状態にしてあげる事が大事なんです。

 

なので音楽を聴かずとも寝る前に体がリラックスできる環境を自分で作ることが出来るのであれば、寝つきはよくなります。体をリラックスさせる方法は自分で決めるのが一番です。例えば本を読む=リラックスということを体に覚えさせてしまえば寝る前に本を読むだけで寝つきがよくなります。

 

自分の体にリラックスしている状態を覚えさせましょう勿論動画サイトに載っている音楽を聴くとリラックスできる状態を体が覚えてくれれば、寝る10分前ぐらいに音楽を聴くことで寝つきが良くすんなりと就寝が取れるようになります。

 

脳に刺激を与えると寝つきにくい

ただ自分がリラックスできる音楽じゃないと意味がありません脳が覚醒してしまうような音楽は不向きですね。動画サイトに載っているような音楽はすべて歌詞のないメロディーだけのものです。なので頭の中にメロディーが流れるようになるだけかもしれません。

 

ですが普段テレビや音楽サイトで聞いている音楽はアーティストが歌っているものがほとんどです。バラードやゆったりとしている曲だとしても歌詞が頭に残ります。知っている曲や好きな曲なら尚更です。脳に刺激が沢山あるとかえって目が覚めてしまいます。

 

大事なのは音楽を聴くことそのものではなく、音楽を聴いて体がリラックスできる状態になっているかどうかです。今までの生活で寝る時は自分の好きな音楽を聴きながら寝ると寝つきが良くなるし朝も起きやすいという人もいると思います。

 

それはもう自分の好きな音楽を聴くことで、睡眠の為に必要なリラックス効果を得られることを体が覚えているからだと思います。ずっと静かな環境で睡眠をしている人が急に激しい音楽を流している環境で寝ようとすると、いずれは寝れるにしても寝つきが良くなることは少ないと思います。

 

寝つきが悪いと朝起きるのも遅くなります。翌日の予定に支障をだしてまで自分の睡眠環境を悪い方に変えることは、あまりお勧めできません。どうしてもその状況を習慣付けしたいのであれば、慣れるまで睡眠不足に悩まされることになります。

 

リラックスをすると寝つきは良くなる

普段は静かに寝ている状況で寝る時に枕元に睡眠用の音楽を流して寝てみたところ、特別寝つきが良くなったようには思わない人もいるみたいです。すぐに寝れる人は気にならないのかもしれませんが、枕元で流れる音楽が煩わしくなります。

 

元々眠る時は何も考えないようにして眠るのがいいと言われています。今日あった出来事や翌日の不安をアレコレ考えていると、脳が休息をする時間だというのにちっとも休息ができません。

 

脳は1日を通して情報を整理しているので、眠りにつくときまで色々考えるのはよくありませんまだ寝る時間じゃないと感じてしまうと脳の指令で体自体も覚醒してしまうことがあるかもしれません。なのですんなり寝つくことができず、一度その音楽の存在が気になってしまうと中々寝付けなくなってしまいます。

 

結局何時になっても寝付けないから音楽を切っていつも通り静かな環境で眠ることになってしまいます。だとするといったいこの音楽を流していた時間はなんだったんだということになってきます。

 

リラックス効果を得るためにしていたことでも、自分にとってリラックスができていない状況になってしまうのであれば無意味です。音楽を流して寝つきをよくすることで大事なのは、自分の体をリラックスさせてあげる事です。

 

翌日早起きをしなければならない状況で寝不足になることは避けた方がいいので、余裕のある時にこの寝つきの良くなる音楽などをかけて就寝してみるのもいいと思います。もしこれが自分の体に合っていて一瞬で寝つく事ができればラッキーですよね。

 

いつまでたっても寝れない場合は諦めて、自分の体にリラックス効果のあるものを探してみましょう

 

音楽で寝つきチャレンジ!

寝つきが良くなる音楽は

 

  • 現在既に寝つきが悪い
  • リラックス効果の期待できるものを探している
  • 静かな所で睡眠ができない

 

などに当てはまるような人に聴いてみてほしいです。

 

音楽で寝つきが良くなると言われているのはあながち間違ってはいません。この音楽を流しながら目をつむっているとすぐに寝れて気づいたら朝!という経験をしている人もいます。それは流していた音楽でリラックスができているということなんです。ですが全ての人が必ずしも寝つきが良くなるわけではありません

 

耳元で流れる音楽が眠りの妨げだと感じてしまう人も少なくないです。普段そんなに寝つきが悪いわけではないのならわざわざ音楽を流したりする必要はないと思います。いくらリラックス効果をもたらしてくれるといっても、脳への刺激がないわけではありません。

 

ただ自然の音楽や体に変な影響の出るような音楽ではないので、枕元で聞くのではなく寝る前にホットミルクなどを飲みながら流しておくといいかもしれないですね。色々な情報が行き交うテレビ番組を見ているよりは、よっぽど体や脳が休息状態になれると思います。

 

あまりにも寝つきが悪い場合は、自分の体をリラックスさせてあげられることを考えてあげましょう。音楽を聴く以外のことでもリラックスできれば問題ありませんなんでもチャレンジして自分で体験してみる事が一番大事です。音楽をかけてもなかな寝つきが良くならないし、うるさいと感じてしまうときは匂いからもリラックス効果を得られるので試してみてもいいかもしれません。

 

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